タレントオーディションのことを沢山書いてきました。
それはほとんどが若い人や子供といったこれから働き盛りを迎える人を対象とした話ばかりでした。
しかし、タレントというのは何もその世代だけがなるものではありません。
テレビを見ていると無名であるものの頻繁に登場する年配の人たち、この人たちはいったいどうやってそこに登場しているのでしょう。
そんなことを考えたことはありませんか?
そうです、この人たちも立派なタレントさんです。
タレントの中でもシニアタレントと言いまして、年配の世代専門のタレント活動をしている人たちなのです。元から有名な俳優さんが年齢を重ねるごとに円熟味を増し、その年齢でしか出来ないような仕事をしているのを見受けますが、これはシニアタレントとは違うと思います。シニアタレントとは、その世代になってからタレントさんになる人で、逆に言うとその年代になったからこそ仕事があるという位置づけの人たちです。健康食品、入れ歯安定剤、成人用おむつ、シニア向け保険...これらのテレビコマーシャルにはたくさんのシニアタレントが登場し、彼ら抜きでは映像を作ることは出来ません。どれもシニア向けの商品ばかりなので、同世代の人が語りかけることに意味があるのです。
それではこのシニアタレントというのはどうすればなれるのでしょうか。これは他のタレントとほとんど同じだと考えて頂いて構いません。タレントオーディションを経てタレント事務所に所属し、仕事を受けたらタレントとしての仕事をするので一般のタレントと何ら変わりません。
それでは実際にタレントオーディションを行っているタレント事務所をご紹介しましょう。まずは「ハーディ企画」。東京のテレビ・ラジオ制作会社ですが、ここがバーディタレントセンターというタレント養成所を併設しており、ここがシニアタレントのマネージメントを行っています。所属タレントのリストを見ると一番若い人でも44歳で、一番年上の人になると66歳でした。これはそのバーディ企画の中でも有名な人に限ったことなので、実際にはもっと高齢のタレントさんがいるかも知れません。
他にも多数のシニアタレント事務所があるのですが、中でも面白いのはお笑いの吉本興業もシニアタレント養成を行っている点です。あの商売に目ざとい吉本が参入しているのですから、シニアタレントの分野は今後成長分野なのでしょう。「よしもとザ・ブロードキャストショウ」といいます。

